㈲丸宮園芸代表 堀義崇|岐阜の観葉植物レンタル[グリーンリース] 造園|丸宮園芸

観葉植物のパイオニア 有限会社丸宮園芸

観葉植物のパイオニア
有限会社 丸宮園芸

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代表堀プロフィール

人見知りを克服、 今ではしゃべる園芸屋になりました

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ぱっとしない少年、家業を継ぐことを意識。

小学2年生でした。二代目だった父親が他界しまして。
そのとき、よくはわからなかったものの、なんとなく子ども心にも「継がなきゃいけない」意識はありました。職人さんの世界にもちょっとあこがれましたしね。
その頃から何かを作るのが好きで、プラモデルなんかはよく作っていました。
特に器用なわけではなかったんですけど、モノづくりというか、何か形にしていくというのが好きだったんです。
今では考えられないくらい人見知りで恥ずかしがり屋で、ほんとうに仲の良い友だちと釣りに行ったり秘密基地を作ったりして遊ぶ以外は、一人で遊んでいました。
勉強もスポーツも得意じゃない。遊びも活発なほうじゃない。
いわゆる「パッとしない」タイプだったんです。
今のわたしを知る人からは想像もつかないほど、本当におとなしい子供でした。でも、そんな子どもでも家業を継がなきゃという意識を持ち続けていたというのは不思議なものです。


要領のよさを発揮した中学・高校時代。

中学・高校時代はともに陸上部に所属していました。
特に熱心に練習するタイプではなかったのですが、そこそこまじめに続けていたことと、競技人口が少なかったこともあって、中学時代は棒高跳びで東海大会にも出場しました。
本当に要領が良かったんですね。
高校は農業高校の園芸科に入りました。
家が園芸屋ということもありましたけど、実用的な勉強も好きでしたから、普通科は選択しませんでした。
園芸科という性質上、クラスには女子が多かったのですが、うまく人付き合いもできたと思います。
クラス内にできた派閥の間もとりもって中立的な役割を担っていました。
「仕切り屋タイプ」といったところでしょうか。
やはり、これも要領がよかったのでしょう。この頃から徐々に人見知りの性格が修正されつつあったように思います。

修行時代に身に着けた仕事とシャベリの術。

働くならヤッパリ大都会、というわけで大阪・兵庫へ
小学校2年生で家業を継ぐ意識をしてから、ずっと造園の職人になることは頭の中を離れませんでした。
ですから、造園の修行に出ることにしました(実をいうとF1ドライバイーにもなりたかったのですが、あれは子どもの頃から練習してないと無理だということがこの時になってはじめてわかって断念しました)。
ただ、働くなら東京とか大阪とか大都会がいいなとは思っていました。
それで、大阪と宝塚で造園と植木リースの営業を展開している「今里園芸」に就職したのです。
仕事も、遊びも、中途半端は許されない。
つらかったのは1年目。
とにかく掃除ばっかりやらされてました。
ハサミなんて持たせてもらえませんでした。
職人になろうと思って来たのに腕を磨く機会はなく、どうしたらいいんだろうと自問自答する日々でした。
2年目くらいから切る作業もさせてもらえたのですが、切り方をこちらから教わりにいかないと教えてくれないんです。
あとは眼で盗む。ほんとうに「職人」の世界でした。
ただ、面白い経験もさせてもらえました。
大阪のミナミへ遊びに連れて行かれるのです。
そこでは上司や先輩のために女性に声をかけることまでさせられましたし、当時の社長には席料だけで5万円の店にも連れていってもらいました。
そこでいろいろな人に出会い、言葉を交わす体験を重ねていくうちに、いつのまにか人見知りがなおっていました。
気がついたらむしろ人と会うのが好きになったくらいです。
無口な職人気質よりも営業タイプのほうが、ひょっとしたらむいているのかなとも思いました。
三年の予定を一年延ばして。
庭づくり・園芸の職人として三年働いて帰る予定を一年延期して、観葉植物のレンタルの勉強もさせてもらいました。
車で大阪のミナミとかあちこち街中をまわるので、運転技術も自然と上達していきましたね。
ですから今でも街中の運転は得意です。
抜け道とかもすぐに覚えてしまいますし。
たとえば岐阜市内でいうなら、むしろ近回りと思ったら繁華街でも平気で通れます。
おかげで、今の仕事でも役に立っています。
役に立っているといえば、ミナミで覚えた社交術。
これもレンタルの仕事では大事な部分なのです。
職人と違って配達に行ってお客さんとしゃべってくるのが仕事みたいなものですから。
人と話すことが楽しいと思えるようになった人間にとってはいい仕事だったと思います。

家業を継いでから現在まで。

都合4年の修行を経て岐阜に戻ってくることになったのですが、二年間くらいは苦労のしどおしでした。
とにかく、これといった仕事がなかったんです。
自分には営業的なセンスがあることがわかってきたので歩いて回ってたのですが、それでもなかなか仕事にはめぐり会えなかったのです。
ところがあることがきっかけで大手外食産業の会社から、造園の仕事をさせていただくようになり、ここで大きく変わりました。
本業である園芸はもちろん、それに至るまでのプレゼンテーションであるとか、コンセプトにのっとったガーデンづくりを考えるだとか、新しい刺激をたくさんもらいました。
CADやパース画像でのプレゼンテーションを行うようになったのもこの頃からなのです。
大勢でも相手にでき、ひと目で分かってもらえる方法を用いなければならない必要性があったのです。
そうやって、大きな仕事をやらせていただくようになってから、会社のほうも少しずつ軌道にのって、現在に至っています。
最近では特に観葉植物のレンタルに力を入れています。
修行時代にこの仕事の面白さに惹かれて以来、もっとも好きな仕事です。
何よりも人のいる所に緑が増えていくこと、そして喜んでくださる人が増えてきていること。これが嬉しいのです。
もっともっと緑が持つチカラを多くの方が知り、もっともっと緑を活かしてくだされば、園芸屋にとってこの上の喜びはないでしょう。
それに私自身、お客様とお話させていただく時間が増えること。
これも嬉しくて仕方がないというのが本音です。

トータルプロデュースと環境活動に力を入れて。

緑や花の知識があるので、今後は植物のレンタルと造園・ガーデニングをトータルでプロデュースできるような仕事がもっと増えればいいなと思います。
両方のノウハウがあるので、それを活かせるのはとっても嬉しいことですし、それでお客様に喜んでもらえるのは本当に有難いことなんですよ。
あと、商売柄というのでしょうか。
自然とか環境のこととかはとても気になります。というか、気にしています。
ですから、もっと緑あふれる生活がおくれるような提案をしていくのも私の役目だとおもいますし、ほかにも環境を守ることにつながるのであれば常に実行していきたいと思っています。
会社で低公害車を使用しているのはまさしくその精神から来ています。
わたしは園芸屋としてよい環境づくりをお手伝いし、ひいてはそれが地域社会に貢献しているというのであれば、どんどん続けていきたいと考えています。
ゴミひろいなんかは最も手っ取り早い環境活動だと思ってよくやっています。
そんな私の精神が通じたんでしょうか。
近頃では飼い犬のティアラまでもがゴミ集めに協力してくれています。
落ちているペットボトルなんかよく咥えて持ってきてくれますよ。
飼い主としてはちょっと嬉しいです。

あとは自分の趣味をもう少し楽しめるようにしたいかなと。
以前は釣りにもよく出かけていましたし、夏はバーベキューパーティーだとか冬はスノーボードだとかアウトドア系のものは結構好きですね。
車も好きで、車の雑誌なんか飽きずに何時間も見ていたりします。
人と会って話すことが好きなので、お客様とも趣味の会話ができて、そこから交流の輪が広がっていけばいいなと思います。

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